「えー、今日はー、お味噌汁を作ろうと思いまーす」
「ソレだけなの?」
「料理の基本はお味噌汁ですよ!ということで具。なんにしましょう」
「茄子がいいなあ。食べたい。茄子の味噌汁好きなのよ」
「旬の食材じゃないので今回はベーシックな豆腐とワカメでいきたいとおもいまーす」
「最初から決まってるなら聞かないでよ!」
「まあまあ先輩。普段味噌汁ってどうやって作ります?」
「出汁入り味噌をお湯に溶かすよ」
「今回は出汁をとりたいと思いますー」
「え、本格的!」
「地域によって様々な出汁があるようですけどね。今回はこの・・・煮干を使って出汁
をとりたいと思います」
「はーい」
「まずは煮干の頭と内臓をとってください」
「え」
「ちぎっていいみたいですよ?」
「え、でも美味しいのに。食べないんだ?」
「・・・頭と内臓だけ食べたことないんで・・・そうなんですか?」
「酒のつまみになんもないとき、かじってたけどなあ。美味しかったよ?」
「・・・・・・じゃあ、そのままいってみましょうか」
水を500cc入れて。対するにぼしは20g準備しましょう。
「水のまま入れるの?」
「入れてください。時間あるならつけといたほうがいいみたいですよ」
「どれくらい?」
「さあ?でも時間あるならって書いてるんでないときはそのままやっちゃっていいんだ
と思いますけど」
「じゃ、点火」
「ボクはその間に塩ワカメを水で洗い流します」
「名無し先生、くつくつ鍋がいってますー」
「アクを取ってください」
「あわあわとりまーす」
「ボクはその間に水気を切った塩ワカメを適当な大きさに切っておきます」
「豆腐は?」
「切っておいたら崩れるから最後に入れるんですって」
「なるほど」
アクを取り終えたら火を止め、ペーパータオルかふきんを敷いた鍋等で漉してください。
「・・・先生」
「はい?どうしました先輩」
「コレ、いらないってこと?」
「煮干ですか?そうですね、出汁ですから」
「もったいなくない?昆布みたいにクタクタになるのを食べたら美味しいんじゃない?」
「そういえばそうですね。捨てるのももったいないかなあ」
「具が増えるよ」
「うーん。じゃあちょっと具を三種類ってことにしましょうか。水炊きの時の昆布(注2)、
結構いけましたしね・・・じゃあ、このまま味噌を溶かしましょうか。味噌を溶かした後は、
沸騰しないように気をつけながら具を足します」
「はーい」
味噌を溶かし入れ、あらかじめ準備しておいたワカメを入れます。
豆腐はまな板の上で1cm角にきります。
・・・が、刃物の扱いに慣れている人は手のひらにのせたまま軽く包丁を入れ、
さいの目にして落としてもかまいません。
沸騰させないように、火の勢いには気を使ってください。
「コレは知ってるよ。煮詰まらせちゃったら風味落ちるんだよね」
「なんでそこだけ知ってるんでしょうね?」
「さあ?」
というわけで、出来上がりました。
初めての味噌汁はえぐかったです。
※出汁用の煮干の頭とハラは取った方がいいよというお話。
07/01/09;maru
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(注1)はたけと名無しのおりょうりがんばるぞ
・・・はたけと暗部のおりょうりがんばるぞにすればよかった。『い@えとい@りの
お料理頑張るぞ』が元ネタ。というか元ネタというほどのネタ元ではない。
(注2)水炊きの時の昆布
・・・勝手な妄想SSの産物。水炊きの時に使う出汁昆布をそのまま煮て食べる
のが好きというはたけ設定。
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■かわいそうなテンゾウ■
「・・・・・・名無しはあんまりです」
「だって名字ないよ」
「・・・・・・」
「語呂が悪かったんだよ…語呂が・・・」
「はたけとヤマトでいいじゃないですか・・・」
「誰それ」